藤田喬平 流動 生 1960年代初頭 供箱

藤田喬平(1921~2004) 「流動・生」です。1960年代初頭の作品でこの後流動シリーズの「虹彩」へと繋がります。虹彩は殆どが美術館か大学の収蔵となっていますが、虹彩に至る流動シリーズの作品の展開を知る上での資料となる貴重な作品です。一点物で美術館にあってもおかしくない芸術性の高い作品です。 淡いベージュともグリーンとも見える水を思わせる色のフロストガラスに金箔を挟み込んでだり、所々に鮮やかな金粉を表面散らしキラリと光ます。 ゆっくりと雫が空間を滴り落ちています。まるで生命の源、水を起源とすると生命体の様です。まさにタイトルの「生」は生命の生そのものです。 高さ21cmですが大きく感じる力強さを感じます。 状態: ガラス雫が一箇所とれて補修してありますが、作品を損なう事はありません。(最後11枚目)おおむね良い状態かと思います。供箱は重さで潰れ下半分は頑丈な箱に交換してあります。一番大切な箱書のある蓋は問題ありません。写真で確認して下さい。古い物です、ご理解の上ご購入下さい。 サイズ約㎝: 高さ21最大幅23重さ5kg 梱包はリサイクル材を使います。ご了承下さい。